初めて診察を受ける方へ

　当院は、西洋医学と東洋医学の良いところを生かした診療を心掛けているため、漢方治療を希望されても、西洋医学の治療を優先させた方が良いと判断した場合は、漢方治療を後回しにして、必要に応じて病院を紹介させていただくことがあります。

また、風邪などの急性疾患でも、漢方薬の方が早く効くという科学的根拠の下に、抗生物質や普通の感冒薬を希望されても、漢方薬を優先してお出しすることがあります。漢方薬には錠剤もありますから、細粒など粉薬が苦手という人はお申し出下さい。

ご来院に際して
初診の受付終了は、午前は１1：3０、午後は１７：００、土曜日は１４：００までです。
急患の場合はこの限りではありませんが、受付にお電話ください。
初診時に保険証と病状のメモをご持参下さい。

オンライン漢方診療の初診につて
開始時期：　令和6年4月1日から　（予約は3月25日から診療の1週間前まで可能）
対 象 者 ：　日本国内の小児から高齢の方まで、直接の来院が困難な人
時 間 帯 ：　月火木金の週に4日、18：00から19：00まで
方　法　：　オンライン診療システム『オンライン診療・服薬指導アプリ CLINICS』より診療1週間前までに予約を入れてください
お薬など：　近くの薬局で対応できる場合は、院外処方箋を発行します。薬局にない漢方薬は当院から発送いたします（送料着払い）

診療対象となる症状

診療対象疾患についてはここをクリックしてクリニックの診療のご案内をご覧下さい。

他院で異常がないと言われても
季節の変わり目に体調不良になり、疲労、倦怠、眠気、めまい、イライラ、不眠、下痢、便秘、生理痛などがあっても、病院で異常なしと言われ、思い当たるような精神的ストレスもない場合、漢方的な虚弱体質かもしれません。お気軽にご相談ください。

カウンセリングなど精神的不調のご相談はお受けできませんが、
体調不良を伴う場合、精神と肉体は密接に連携しているので、漢方などで肉体の健康レベルを高めて元気にすると気持ちが安定することがあります。ご相談ください。

神経発達症群（発達障害）のご家族へ
自閉スペクトラム症、注意欠陥多動症などの神経発達症群では、漢方薬を続けることで状況が改善することがあるため、試して見てもよいと考えています。漢方薬をメインにして西洋薬を併用する治療を行っています。
　当院では、心理検査やCT検査などができないため、院長が非常勤をしている県立こども病院や、筑波大学病院、県立医療大学附属病院、土浦協同病院など、検査の可能な医療機関を受診されて、確定診断を受けていただくように、紹介させていただくことがあります。

診察・検査の流れ

まず受付で問診票にご記入頂き、次に看護師が奥の処置室で、受診理由やご病気の状況をお伺いし、身長、体重、体温、血圧などを必要に応じて診察前に測定致します。
この時、具合の悪い方は処置用ベットでお休み頂くこともございます。

次に診察し、必要な検査を受け、薬を処方し、次の来院を指示いたします。最後に受付で薬をもらい精算して終わりです。

この間、お気付きの点やご要望は随時スタッフにお伝え下さい。なるべくご希望に添うように対応させて頂きます。

来院前Web問診または院内タブレット問診のご案内

　これはAI自動問診システムです。コンピューターが、あなたの主訴に応じて、西洋医学的な病名の可能性を考えながら、質問項目を自動選択して、問診に聞き漏れがないようにしてくれるシステムです。

約3～5分ほどかかります。
問診の内容は、診察時に確認させていただきます。 以下をクリックしてください。

　

• AI問診について
  令和2年12月より、日本で唯一のAI自動問診システムを導入しました。
  すでに全国の総合病院など200施設以上の医療機関に導入され、慶応義塾大学や順天堂大学の付属病院での運用実績もある、信頼性の高いシステムです。
  全世界の西洋医学の科学的エビデンスをAI学習させているシステムなので、様々な訴えに対して、西洋医学的な診断の見落としがないように、自動的に項目を選んで問診して、西洋医学的病名の可能性を示してくれるシステムです。
• 当院で導入した理由
  漢方医学は、健康レベルのアンバランスを漢方的に診断し治療するので、バランス是正には長けていますが、病源菌や癌などの病変を捉えることが苦手です。
  　この問診システムは院外でもスマホやコンピューターで使えるので、初診だけでなく、再診時にも気になる症状があるときに気軽に活用していただければ、西洋医学的に必要な検査や治療をすみやかに追加することが可能になります。
  　AI自動問診とは別に、以前から、予約の時に漢方的な日頃の全身の体調を確認する問診票がありますが、順次、AI自動問診システムUbieに移行する予定です。

診療所要時間・費用

当院は予約制ですが、急患にも対応しているため、予約の通りにならないことがあります。
遠方から来院される方が多い土曜日には混み合うことがあります。
時間には十分に余裕をもってご来院下さい。

診療費用については、原則として健康保険診療です。
支払は、現金のみでお願いします。キャッシュカードなどは取り扱っておりません。
病気によっては公費医療費補助制度を利用できます。受付にご相談ください。

【予約システムと待ち時間について】
自動予約システムで予約を入れて、空いている時間にご来院いただければ、よりスムーズに診療が受けられます。
特段の事情がない限り、予約時間より早く来院されても予約時間まではお待ちいただくことになります。ご理解とご協力をお願いいたします。

守秘義務と個人情報について

当院では、診療上知り得た情報は、たとえ家族であっても、特別な事情がない限り、本人の同意無く他人にお話しすることはありません。
看護師、受付のスタッフ、当院を辞したスタッフも同様に守秘義務を遵守しておりますので、どうか、ご安心してご来院下さい。