2023/9/25 / Last updated : 2023/9/25 けんご(院長) よくある質問 感染症の漢方治療(当院治療方針) 感染症の9割はウイルス感染です。西洋薬には全てのウイルスに効くというお薬はありません。感冒用の漢方薬は全てのウイルスに効く可能性の高いお薬です。漢方薬が1~2日で効果がないときに、細菌感染を疑って抗生剤を検討することがあります。 漢方薬の抗ウイルス作用① 感冒用漢方薬に含まれている生薬『麻黄』>『桂皮( シナモン )』>『 生姜 [続きを読む…]
2021/8/28 / Last updated : 2021/9/3 けんご(院長) よくある質問 夜泣き・疳の虫・育児ストレスの漢方治療 赤ちゃんが飲める漢方薬があります。親子で気持ちが落ち着きます。 コロナ禍で気軽に育児相談できなくなっているためでしょうか、小児の虐待が増えているそうです。 特に幼児期のイヤイヤ期は、ギャングエイジとも呼ばれますが、思い通りにならないと、なんでもイヤと言って大泣きする時期があります。誰でも経験することなのですが、この時に、お母 [続きを読む…]
2019/8/19 / Last updated : 2021/5/19 helena よくある質問 カゼを引きやすい体質を治すには? 子どもも大人も少々重い気管支炎や肺炎になると気管の繊毛上皮が壊れて自浄作用が低下し、その後の数ヶ月はカゼを引きやすくなります。年配の方が朝、のどに痰が絡むのも同じことです。漢方生薬の桂枝(シナモン)や麻黄には科学的に確認されたウイルス感染軽減作用があり、連用すると痰の切れが良くなったり、身体が温まってカゼの予防になります。乳幼児 [続きを読む…]
2019/8/19 / Last updated : 2021/5/18 helena よくある質問 乳幼児の便秘の対処法について 乳児は哺乳量が減ると便秘しますが、よく飲んでいても便秘することがあります。小児の便秘は腸の蠕動運動が弱く腹圧が少ない機能性便秘が多いので、緩下剤を使うより、乳酸菌製剤大量服用やモニラック(R)(オリゴ糖のようなもの)で腸内の乳酸菌を増やし、便性を柔らかく保つことが大切です。漢方薬には下痢にも便秘にも使える胃腸虚弱体質改善薬があり [続きを読む…]
2019/8/19 / Last updated : 2021/5/18 helena よくある質問 高血圧の薬は一生涯飲み続けないとだめですか? 高血圧は沈黙の殺人者と言われ、放置すると危険です。高血圧がなければ日本人の寿命は十年延びると言います。最近、高血圧の基準が140/90に変わりました。起床後一時間以内で130/85を毎日、越えているようなら、減塩食など何らかの対策が必要です。 最近、血管の老化や動脈硬化の研究から、血圧を下げるだけでなく血管壁の改善や心肥大の予防 [続きを読む…]
2019/8/19 / Last updated : 2021/5/19 helena よくある質問 喘息は治りますか、体質改善できるんですか? 通常、子供の喘息は7割以上が思春期までに軽減しますが、大人では、年配の人ほど治りにくく、慢性気管支炎や肺気腫状態になってしまうと、一生涯上手に付き合うしかないと言われます。 喘息が長引きやすい人は、共通して冷え症だったり、胃腸虚弱だったりします。そういう人は夕食を食べ過ぎると、夜半に喘息発作が重くなります。胃腸と気管は発生学的に [続きを読む…]
2019/8/19 / Last updated : 2021/5/19 helena よくある質問 夜泣きに効く漢方薬はありますか。 乳幼児の夜泣きは、正式には「夜驚症」又は「夜啼症」と言いますが、一般には疳の虫とも言って、漢方では、肝気の変調によるイライラ、ヒステリーのような状態と考えられています。肝気を安定させる五穀は小麦です。 では、パンを食べれば良さそうなものですが、薬効のあるのは外皮のフスマの部分で、オールブラン(フレーク)の乾燥させる前の香り成分が [続きを読む…]
2019/8/19 / Last updated : 2021/5/19 helena よくある質問 自律神経失調症で安定剤を飲んでいて大丈夫でしょうか? 自律神経は植物神経ともいい、呼吸、循環、消化、代謝、分泌、体温維持、排泄、生殖など生体にとって最も大切な生命維持機能を調節する神経です。従って、様々なストレスによって機能障害を起こします。寝不足で朝食をしっかり取らない状況が続くなどの不摂生から、胃腸が不調になり、昼食後に眠くなり、午後の仕事や勉強が手につかないというのも自律神経 [続きを読む…]
2019/8/19 / Last updated : 2021/5/19 helena よくある質問 子どもの自律神経失調症(腹痛、下痢と便秘、慢性疲労) 子どもは、起立性調節障害(起立性低血圧)、過敏性腸症候群など、精神的緊張が誘因となって自律神経失調状態になることが少なくありません。最近、腹痛や頭痛を訴え、朝の寝起きが悪くて元気がなく、学校に行けないという子が増えているようです。新学期で気を張りつめて何とか頑張っている内は良いのですが、1、2ヶ月して、疲れがたまりバテてくると、 [続きを読む…]
2019/8/19 / Last updated : 2021/5/19 helena よくある質問 アトピー性皮膚炎で治療を怠るとすぐ悪化します。何とかなりませんか。 最近、成人のアトピーや過敏症肌の人が多くなっているようです。その背景には遺伝的な皮膚・粘膜のバリア機能の脆弱性だけでなく、日本や先進国では環境衛生が良すぎて、乳幼児期に感染にさらされる機会が減少し、腸管の感染免疫機能が誘導されず、偏食なども影響して、食物アレルギーやアトピーが増えたと考えられています。従来ならば、アトピーは小児の [続きを読む…]
2019/8/19 / Last updated : 2021/5/19 helena よくある質問 てんかんです。治る望みはありますか? てんかんとは引きつけ(けいれん)を繰り返す病気の総称です。引きつけの原因は様々ですが、小児に最も多い「熱性けいれん」の経験者は約10人に1人ですので、ひきつけそのものはさほど珍しい病気ではありません。 のどに風邪をひくと咳が出て、喘息になると咳を繰り返すように、頭に何か事件が起きるとひきつけることがあり、ひきつけを繰り返すように [続きを読む…]
2019/8/19 / Last updated : 2021/5/19 helena よくある質問 水いぼは漢方で治りますか? 水いぼは漢方で治りますよ! 水いぼは、正式名を伝染性軟属腫と言ってウイルス感染の一種です。従って、長い子でも数年我慢していると、身体に抗体が出来て、自然に治ってしまいます。従って抗体を持っている年長児や大人には罹りません。イボをひっかいて潰したりすると、水イボの内容物が皮膚に飛び散って、付着した部分に広がっていきます。 水いぼの [続きを読む…]