次亜塩素酸水で新型コロナウイルス殺菌効果を実証
当院で2月末からコロナ対策として導入している次亜塩素酸水は、インフルエンザウイルスやノロウイルスなどを、ほぼ完全に殺菌することは、すでに実証されていました。その他のウイルスにも有効だとわかってましたが、新型コロナにも、確実に効くことが実証されました。
4月28日~5月3日、北海道大学人獣共通感染症リサーチセンターと、次亜塩素酸水の製造・販売を手がける東京の会社が協力し、実証実験をしました。新型コロナウイルスを、次亜塩素酸水と蒸留水に1ml当たり1000万個以上入れて、次亜塩素酸水が30秒以下でウイルスを検出できないレベルまで減少させたそうです。
当院では、塩と水を電気分解して、新鮮な次亜塩素酸水を生成し続けて24時間空間除菌できる「ジアイーノ」を待合室に2台、処置室に1台設置し、さらに次亜塩素酸水ミストを高濃度に放出できるエコルQOL超音波加湿器を診察室、受付、トイレ、処置室に計4台設置して、接触感染と飛沫感染の双方に対応しています。 以前から設置している常務用高濃度プラスマクラスター発生装置と家庭用大型プラスマクラスター装置も計6台稼働させて、次亜塩素酸水との相乗効果で対応しています。