真の世界平和をもたらすトランプ氏と日本の伝統
世界の国々のトップリーダー達が、様々な利権や利害関係に拘泥せず、私利私欲に走らず、自国を愛し、自国民を愛して、自国民の幸せを常に第一として、自国の歴史、文化、伝統を大切に守りつつ、自国民の発展向上のために、国の政治力、経済力、社会正義に力を注ぎ続ければ、その国の人々は、必ず豊かで幸せになる。さらにお互いの国の文化や伝統の違いを理解して尊重して、不必要な介入をしなければ世界に平和が訪れる。というメッセージをトランプ氏は第1回目の大統領時代に、発信し続けていました。
この考え方は、我が国の歴代の天皇が、天の下、平らけく、安らけく、国民の幸福を常に願って、文化と伝統を守ってきた歴史に通じるものがあります。
『 2017年1月20日、トランプ大統領の就任演説において、今この瞬間からアメリカ・ファーストが始まると宣言して、「アメリカは世界の国々と友好と善意に基づく関係を築きますが、すべての国には自国の利益を最優先する権利があります。私達は自分たちのやり方を他の誰かに押しつけたりしません(米国の民主主義の正義を押しつけるために他国を侵略しませんと同義)。輝く模範として見習われる存在になります」と述べました。この時、トランプ大統領は、すべての国が自国ファーストの原則に基づき、国民を主役とする独立主権国家として友好関係を結べば、世界が平和になると訴えたのです。
2019年9月の国連総会でも、世界の指導者に向かって、「平和を望むなら自らの国を愛せよ。賢明な指導者は常に自国民と自国の利益を第一に考えるものだ。」と呼びかけました。トランプ大統領の国連演説のポイントは、
①国家の善政は愛国者のみ実現可能である。歴史に根ざした文化と伝統的価値を大切にする愛国者が未来を築く。
②愛国者こそが自由を守り、主権を維持し、民主主義を継続し、偉大さを実現できる。
③各国が自国を愛することによって、世界を良くすることができる。
④世界のリーダーがなすべきことは、祖国を建設し、文化を大切にし、歴史に敬意を払い、国民を宝とし、国を繁栄させ、道義性を高め、国民に敬意を払うことである。
⑤未来はグローバリストの手中にない。未来は愛国者にこそある。未来は独立主権国家にこそある。このような国家こそ自国民を守り、隣国を尊重し、各国の特性に基づく違いに敬意を払うことができるからである。
⑥アメリカがめざすゴールは世界の調和である。独立主権国家が自国を愛する統治を行えば、世界は調和することができる。 以上の6項目です。
『社会契約論』を著し民主主義を唱えた哲学者ジャン・ジャック・ルソー(1712年−1778年)は、君主と人民との間に利害関係がなく、お互いを思いやる君民共治を理想の政治体制と考えるが、この地上にそのようなものが存在するはずがない。君主は人民を搾取してばかりいる。だからやむをえず民主主義を選ぶのだと言う趣旨を述べていますが、日本では、ルソーが考えた理想の君民共治が、天皇制によって連綿と続いています。 』
以上の内容は、元駐ウクライナ大使の馬淵睦夫氏が外務省引退後に、ライフワークとして執筆された『2024年世界の真実 トランプがDS(ディープステイト)との最終戦争に勝つ!』(ワック株2023年12月出版)から引用したものです。
日本は、聖徳太子の時代から、君主である天皇や大名達が、神仏の「聖徳(ひじりのとく)」を第一として「和を以て貴しとなす」統治が行われ、武家諸法度を守り、庶民の全ての家庭にも、神棚と仏壇の聖徳と、囲炉裏とかまどの俗界が、区別されて共存するという伝統と文化によって、日本人の恒久平和の精神が培われてきました。
もう一度日本が、神仏とともに真善美を極めるという『道』の伝統と文化を復興させ、『日本ファースト』の政治と経済と社会によって、国を豊かにして繁栄させたいものです。そうすれば、『衣食住足りて礼節を知る』ごとく、日本人の心が豊かになれば、犯罪が減り、他国の人々や伝統文化を思いやる余裕が生まれるので、戦争など全く必要無くなると思いませんか。
アメリカ・ファースト、日本ファースト、自国ファーストで、国民の幸せを最優先する政治が全世界で例外なく行われて、他国の伝統文化をお互いが尊重しあえば、侵略や戦争が皆無となり、全世界に恒久平和が訪れるのではないでしょうか。