令和6年新年度を迎えて(令和6年4月)
4月に入って、ようやく桜の便りが全国に広がりはじめました。地球の温暖化による異常気象が続いていますが、その中でも四季は絶え間なく変化し続けていますから、私達も、随時、その変化に対応していく必要があります。
漢方医学は、外因と呼ぶ気象ストレスと、内因と呼ぶ精神ストレスと、不内外因という生活ストレスの三つのストレスを病気の原因と考えて、対処できる医学です。
そのために、全身を巡る気血水を補い元気にする様々な漢方処方があります。新年度、新学期を迎えて、期待と不安の入り交じる中、気血水を補い整えて、元気になれば、異常気象も、様々なストレスも必ず乗り越えられると思います。
4月から、オンライン漢方診療(初診)を始めました。当院に一度も来院したことがなくても、日本国内に住んでいる人であれば、誰でも当院の漢方診療を受けることができるようになりました。どうぞ、ご活用ください。