気象庁の予報では9月の関東甲信地方は平年よりも、気温が高くて厳しい残暑が続くそうです。また秋雨前線や台風により降水量が多く日照時間が短くなるそうです。

　真夏の暑邪と湿邪によってサウナ状態で発汗しすぎると疲れやすくなり、さらに冷房や冷飲食によって寒冷邪にやられ、胃腸が冷えると下痢軟便が頻回に起きるようになったりして、そのまま秋を迎えると、慢性疲労状態になり、特に秋の寒冷刺激が背中を冷やして喘息や呼吸器系の不調を起こしやすくなります。

　9月に入ってからも、今現在、コロナのCOVID-19ウイルスやインフルエンザAウイルスが猛威を振るっていて、COVID-19後遺症で呼吸器系や嗅覚系、神経系の不調をうったえて来院される方も増えています。
　漢方薬で、夏の弱った体調を整えていれば、秋に悪化しやすい慢性疲労や呼吸器系の不調を軽減できますし、コロナの後遺症にも漢方薬で対応可能です。また、秋の花粉症もそろそろ始まっています。いつでも気軽にご相談くださいね。