長寿と瘀血の関係2022年10月
『天高く馬肥ゆる秋』というほどは今年は秋晴れに恵まれないようですね。湿気と冷え込みの影響で体調を崩されている方が多いようです。
食欲の秋とも言いますが、日本人は高福祉国の北欧を抜いて長寿世界一ですが、現在の60歳以上の高齢者は、昭和39年の東京オリンピックの前に生まれた人達で、ご両親やご家族がお魚と野菜中心の食生活をしていた時代でした。
東京オリンピック直後に世界第二位のGNPとなり、その後にハンバーグなどの獣肉全盛時代となりました。獣肉やバターなどの獣脂を多く摂る欧米化した食生活が進む中で、認知症が3倍以上に増加しています。
欧米の獣肉と獣脂を多く摂取する食生活は、漢方的には瘀血(血液ドロドロ状態)を招きやすいため、血管のトラブルが増えて、健康寿命に影響します。ちょっとした食生活の工夫で予防できるのですが、それをタウン誌「ふるさと通信」の高木様が記事にまとめてくださいました。
印刷できたら、クリニックにもタウン誌を置いてもらいますので、読んでみて下さいね。